【レビュー】バテン・カイトス 終わらない翼と失われた海 HDリマスター

おはこんばんちは。

ニート生活が終わる前実家に帰りたいと思い、昨日帰ってきました。
明日からTGSに参加するために出発しますが、帰ってきた後も実家で過ごすので、旅行とあわせて1週間ぐらいまったりする予定。

さて、今回はバテン・カイトスのレビューをしていきます。

概要

レビュー

良かった点

ストーリー

最初は王道、急に超展開という引き込まれるストーリー。

初見でこの展開はなかなかできない。

ゲームキューブ版をプレイした時に本当にびっくりする展開でしたが、知っていてプレイしてもやっぱり良く出来てるなぁと感じた。
ストーリーを知ってるからこそ、ここでやってたんだなとか分かるのでそれもまた良かった。
最後の最後までしっかりと驚きがあってユーザーを飽きさせないストーリーは本当にたまらない。

デッキ構築

戦闘はすべてマグナスと呼ばれるカードを使うためデッキを作ります。
マグナスには番号が振られていて、戦闘での組み合わせによってペアだったりストレートを消えることでダメージが増えるという仕様になっています。
そのためコンボや属性を意識したデッキ構築をする必要があるため、各キャラクターのデッキを考えるのがめちゃくちゃ楽しい。
キャラクターによって様々な武器や防具があり、またみんな使える回復アイテムを組み合わせていくのがいいですね。

戦闘

構築したデッキを使って戦闘をしていきますが、相手の弱点属性とかを意識したメンバーやマグナスの順番を考えていくのが楽しい。
最大9つのマグナスを使った攻撃ができるようになるが、1から9のストレートが決まった時の脳汁ドバドバ感は半端ない。
俺は基本カードゲーム=運ゲーと思ってるので好まないが、バテン・カイトスはデッキ構築とその場でのマグナスの選択によって一気に状況を変えられるので運と実力のバランスが絶妙で素晴らしい。
オリジナル版では戦闘のテンポの悪さが欠点だったものの、HDリマスターでは速度調整ができるのでストレスがめちゃくちゃ軽減されているのも良い。

便利機能

HDリマスターから追加された要素として様々な便利機能が追加されました。

これらは他のHDリマスターでもあるけど、バテン・カイトスリマスターの良いところは戦闘とそれ以外でスピードの調整が分かれているところです。
選びたいマグナスが両端にあった場合3倍だと厳しいので戦闘は2倍、それ以外は3倍とか変えられるのはかなり大きいと思っている。
まぁ、戦闘2倍でもサヴィナはちょっときついなーと思ったり、ボス戦ではより考える時間確保のために通常速度に戻してましたが。

戦闘やメニュー画面じゃなければ簡単に変えられるのも嬉しい。
いちいちAを押したりとワンクッション挟む感じはちょっと気になったけれども。

時間経過による変化

果物のマグナスが時間経過で腐ってしまったり、牛乳がチーズになったりと時間経過でマグナスが変化するのがものすごく細かい。
回復しようと思ったら腐ってましたーというがっかり感もあれば、桃が桃太郎になってこう変化するんだみたいなのもあったり、今でも細かくてすごいなぁと思うけどこれを2003年の時点でやってるのは更にすげぇなと。

ちなみにゲームスピードを早くしてもマグナスの時間経過による変化は変わらないらしい。

BGM

これについて良すぎて長々と書く必要もないので一言だけ。

配信サイトで試聴しよう

昔はCDオンリーだったけど、今は気軽に試聴できるのでいい時代です。
Apple MusicとかYoutube Musicといったサブスクでも聴けるはず。

微妙な点

無し。

気になった点

無し。

最後に

未だにストーリーを覚えているので、ここでこうなるんだよなーとか思いつつも最後まで楽しめました。
オリジナル版で不満だった戦闘のもっさり感も今回のゲームスピード調整によって改善されたため、不満のない神ゲーになってしまったなぁと感じた。
正直2倍だと早すぎるので1.5倍みたいな細かい調整ができればなお良かったが、調整ができるだけでもかなり良いかなと。
キャラクターも魅力的でしっかりと深掘りされているし、プレイ時間はだいたい50時間ぐらいになると思うが、最後まで飽きずに楽しめました。

元々ストーリー・システム・BGMなど非常に丁寧に作られていましたが、キャラボイスがBGMにかき消されてしまって聞こえづらいといった細かなところもしっかりと改善しており、リマスター版は更に丁寧に作られていて、今の時代でも十二分に通用します。

正直バテン・カイトス3も出てほしい。

それでは、また。