【レビュー】Rise of the Ronin Z Version

おはこんばんちは。

昨日20℃近くあって一気に暑くなったなぁと思いきや、今日は4℃ほどで一時雪が降ってました。
気温の変化が酷すぎるので体調を崩さないように気をつけたい。

さて、今回はRise of the Ronin Z Versionのレビューをしていきます。

T4nat0S
T4nat0S

2024年4月9日時点の内容です。

概要

初リリース日 2024年3月22日
発売機種 PlayStation 5
プレイ機種 PlayStation 5
プレイ状況 ストーリークリア(トロコン済)
ジャンル オープンワールドアクションRPG
公式サイト https://www.playstation.com/ja-jp/games/rise-of-the-ronin/

プレイ動画

レビュー

良かった点

ストーリー

幕末は戦国時代や三国時代ほど詳しいわけではないけど、時代の設定はすごく良かった。
黒船来航から始まるが、最初は二人でどうなっていくのかと思いきやいきなり1人になり、旅立つために師を倒すことになったり…。

そして横浜での坂本龍馬との出会いから長州や薩摩の動き、大政奉還、戊辰戦争の初戦である鳥羽・伏見の戦い、江戸城無血開城と武士の時代の終焉を作品を通して感じられたのは良かった。

キャラの会話やこういったナレーションのときにも次へみたいなボタンも出てこないから、ストーリーへの没入感を高めてくれるのが非常に嬉しい仕様でした。

様々な人物との因縁

坂本龍馬を筆頭に桂小五郎や高杉晋作、西郷隆盛や大久保利通、徳川慶喜、近藤勇や土方歳三など様々な人物たちと因縁を結びます。

そして因縁を結んだ相手と共に戦う時もあれば敵対したりする。
敵対した人とその後ケロッと交流したりしてるのはちょっと気になるところではあるけれども、それでも多くの人物と関わりを持って、それぞれエピソードがあるというのもいいですね。

欠損

今回購入したのはZバージョンですが、正直日本だからZでもかなり規制されてそうだと思っていたが、しっかりと首やら足やら腕やら飛んでくれます。
特に首が飛んでくれるのは良かったですね。
それで大太刀ばかり使っていたのもあるし。

さすがに臓物をぶちまけるのは無理だろうけど、Zでここまでやれるんだなというのは見られたので、今作に限らずZ指定はどんどん欠損とかさせていってほしい。

微妙な点

ストーリー分岐

ストーリーにいくつか分岐点があるが、すぐに正史に収束してしまうあたり分岐の意味あるのかなぁと思った。
特に気になったのは桜田門外の変での分岐。

正史だと井伊直弼は暗殺されるわけですが、これ来た時に生存ルートがあるのかとかなり期待しました。
正史ではないけど、ゲームならこういうルートがあってもいいよなぁと思っていたので生かしてみたらその後のムービーで即暗殺されました。

あ、結局収束するのね…とは思ったけど、ここまであっさりだと分岐の意味あるのか?という疑問もあった。
一応井伊直弼を生かすことで間部詮勝と因縁を結べるというのはあるけれども、せめて収束するにせよもう少し生かしてほしかったな。

あと佐幕派と倒幕派の勢力がある以上はどちらかについて戦うことにはなるけど、敵対した人とも普通に交流できてしまうというのも何だかな。
やり直しとかの手間を省くためとは思ったけど、敵対した人と普通に会話とかできてしまうのは違和感を感じる。

戦闘

面白くないのかと言われたらそうではないが、戦闘における爽快感が非常に薄いと感じた。
ガード・回避・弾き(石火)を組み合わせて相手を崩して攻撃していく形になるけど、連続攻撃を石火できないのが微妙に感じた。
石火をしても相手が怯まないから連続攻撃の初手とかでやると石火のモーションをしてもその後攻撃されて食らうから、石火をしていることに対する気持ちよさが薄い。
割と石火って難しいと思うけど、それに対する対価が微妙かな。

爽快感が少ないから石火で弾いたときの剣戟音にも気持ちよさを感じられず、戦闘するたびに劣化SEKIROだなぁと思いながらプレイしていた。

あと、流派による武器相性は最初めんどくせーとも思った。

気になった点

オープンワールドとしては普通

ローニン前にプレイしたドグマ2が酷すぎたせいで最初はファストトラベルがあるだけでも良く感じてしまったけど、オープンワールドとして特徴が無いなぁと。
パブリッシャーがSIEということでGhost of Tsushimaと比較してしまうけど、Tsushimaと比べて劣化と感じてしまう。

滑空できたりと移動は便利だし、ファストトラベルも充実してるからオープンワールドとして不満はなく探索が苦になったとかはないけれども、ローニンならではの面白さも無いというなんとも言えない感じが非常に気になった。

とはいえ、真・三國無双8のオープンワールドに比べたら格段に良くなってますけどね。

最後に

3月22日に発売したタイトルの2つ目をようやくクリアできました。
トロコンで60時間ほどだったのでできればもっと早くクリアをしたかったところですが、3月末から4月4日頃までに発生していた声出ない問題で薬の副作用なのか寝てばかりな生活が続いたおかげで思った以上にかかりました。

それでも探索したくなるほどの作品だし、幕末のことをもっと知りたいと思えるきっかけになった作品だったのでプレイしてよかった。

今度書店で幕末関係の書籍でも読み漁ってみよう。

それでは、また。

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